2010年10月の「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」施行以降、公共建築物や中・大規模建築物の木質化、木材の使用は、サステナブルな観点からもますます重要になってきています。
ログハウスを中心に木造建築の新しい技術開発に取り組んできた経験を活かし、環境にやさしく、メリットの多い中大規模建築の木質化を推進することを目的とし、一般社団法人 中大規模木造建築推進協議会「Mokusui-もくすい-」を設立しました。
わたしたちは長年、ログハウスを中心に構造材から仕上げに至るまで、木材をふんだんに使用した建築物を手がけてきた木造建築のスペシャリストです。
中大規模木造建築においても高い技術力と信頼で設計から施工まで対応可能です。
4、5階建ての中層木造建築はもとより、3,000㎡を超える大規模木造建築まで幅広く対応いたします。
許容応力度計算、限界耐力計算が必要など、難易度の高い建築もおまかせください。
伝統的なログハウスの工法である丸太組構法をベースに、日本初の3階建てログハウスの建築手法確立、大スパンを可能にした新工法「厚板壁工法」の開発など、様々なニーズにお応えできるよう技術開発に取り組んでいます。
ログ壁は現し利用で60分の準耐火構造認定を取得でき、床・板壁についても同様で、木のぬくもりを室内外に活かした木造の準耐火建築物が建築可能です。
究極の木造建築であるログハウスによる中大規模木造建築を実現するべく、研究と実績を重ねて開発された大断面木質ラーメン構法+ログのハイブリッド工法である「厚板壁工法」。ログ壁を耐力壁として大スパンを実現し、準防火認定も取得しました。
これにより幼稚園・保育園、学校、病院、福祉施設や商業施設などの中大規模建築を木造で、さらに木を現しで建築できます。
繊維方向が直交するように材を積層接着した厚みのあるCLT(Cross Laminated Timber)材は、高い構造強度と優れた加工性で、欧米を中心に戸建住宅から高層建築まで様々な木造建築に用いられており、日本でも急速に広まっています。CLTによるログハウスの開発も行っています。
その特徴的な外観と木のやすらぎが人を惹きつけるログハウス。様々な実験データの実用と限界耐力計算手法の確立により、これまで不可能だった3階建てログハウスも実現し、別荘や一般住宅だけでなく都市部の狭小地や共同住宅、施設などへの活用を進めています。
これまで1000棟を超える木造建築を手掛ける中で築いた国内外の工場、ゼネコン、設備機器メーカー等との良好なリレーションにより、設計から施工・建築後のメンテナンスまで一貫して対応が可能です。
木造の特性を熟知した確かな設計・施工と適切な維持管理で木造建築の耐久性を最大化し、経年により美しく変化する素材の魅力を引きだします。
ログハウスを中心とした中大規模建築の事例をご紹介しているパンフレットを差し上げています。お電話または下記お問い合せフォームより承っております。